
これが「福町左義長」の全貌
造り…誰もが当たり前のように、それでも何かに操られるように造り上げていく姿は、まさに、これまでの福町の歴史がそこに乗り移った様にも見えました。
燃やし…前日までの雪が僅かに残り、あたかも白龍の鱗のようにも見えたのです。でも、それは事実でした。白龍は真っ赤な炎となって、天に昇って行きました。(広報 Fukumachi Vol.8より)


左義長には束にした稲わらが必要なのですが、鎌で刈ると時間と手間がかかるので、バインダーで稲を刈ります。



バインダーで刈った稲は近くの畦まで持って行ってから、一輪車に積んでコンバインの所まで運びます。


運んできた稲を、一束ずつコンバインに入れてカッターで裁断しないように脱穀します。自分の指も裁断しないように・・・



脱穀した稲わらは、また、一輪車の積んで道沿いのガードレールまで運んでから稲架掛けして、数日間をかけて乾燥します。


だいたい刈り取りが終了したようです。これで、どうにか来年の左義長に使う藁は確保でたみたいです。お疲れさまでした。



刈取って脱穀した稲わらは、5~6日ほど稲架掛けして乾燥させてから、15束ほどをまとめて大きな束にしてにして取り入れます。



刈り取った稲わらを使って、左義長の胴体の周りに巻く「ぬま」を編んでいきます。
「ぬま」造りは、最初は難しいのですが、コツを覚えれば大丈夫です。よね!論務さん・・・
並行して、年末に老人会が中心となって作った飾りを組み立てて、竹に挟み込みます。
年末に山から伐り出した松の木を立てて、それに添わせて飾りを挟んだ竹を立てます。いつも関野運輸には感謝・・・
先が二股になった雑木を松の木に立てかけて、その上に、さらに竹を立てかけてから、中に竹の枝等を詰め込みます。
最後は「ぬま」を数人がかりで巻き、胴体に荒縄で固定した後、西南西の方向に向けて御幣を取り付けて完成です。

早朝より、書初めや巾着を付けた笹竹を持ってきてお供えしたり、さらに、参拝者に振舞うお神酒もお供えしたりしました。




点火時刻の午前7時になったので、火を付けた藁を持って、左義長に設置した荒縄で作った導火線の近くに点火しました。




左義長や福町足羽神社への参拝者には、燃やす前に左義長にお供えしたお神酒や、するめ、みかんを振舞いました。三上さん!雪の中、大変ご苦労様です・・・



点火した火は、しばらく左義長の中でくすぶっていましたが、やがて、竹が弾ける音とともに、左義長の外に噴き出してきました。




たくさんの会員の方々に参拝していただきました。ありがとうございました。どうぞ、みなさん、今年1年、無病息災で暮らせますよう、お祈りしています。



いよいよ、クライマックスです。左義長全体を包み込んだ炎は、昇龍のごとく天高く舞い上がり、私たちの願いとともに天に登って行きました。皆さんに幸多いことを願います。




















